札幌市/藍の里

●北海道札幌市北区あいの里

北海道札幌市北区に「あいの里」というところがあります。石狩川の近くの新興住宅地で「あいの里公園」や「あいの里教育大」という駅もあります。あいの里温泉を探してウロウロしているときに入り込み、この地名を知りました。

●拓北記念碑/北海道札幌市北区篠路町拓北416–1

なんで「あいの里」という名前なんだろう、愛の里?と思っていたのですが、たまたま近くの篠路町にある拓北記念碑を見に行ったらわかりました、藍の里でした。


明治15年に徳島県から入植した滝本五郎という人が、郷里の特産品「藍」の栽培に成功したとありました。内国勧業博覧会で一等有功賞というのもとっています。
なんでひらがなにしたのかな。
このあたりは、このころ養蚕も盛んだったようで、石狩川の少し上流にあたる江別市篠津には開拓使が明治9年に蚕室二棟を建てて、篠津屯田兵村は「養蚕徳志兵村」と称揚されたとか。それはまたあらためて。
(大澤)

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