●ぎふ清流里山公園／岐阜県美濃加茂市山之上町2292-1
閉園間際にちょっとだけ立ち寄って知りました。
帰宅後に調べてみたら、もともと2003年開園の「日本昭和村」だったところでした。
日本昭和村は昭和30年代前半の里山の風景を再現した有料テーマパーク（村長は中村玉緒さんだったらしい）で、入場者低迷した2018年に、コンセプトを「昭和」だけではなく「里山」の魅力も一緒にPRすることで復活を目指そう！ということでリニューアルし、無料の県営公園になったんだそうです。
今は公園だけでなくハイウェイオアシスと道の駅もくっついているので、春休み中ということもあり閉園時間間近でもけっこう人が来てました。
入口ゲートからすぐのところにある「かいこの家」の名前を見てなんだろう？とのぞいてみたところ、土間の壁面に少し展示があるだけで、あとは室内にからっぽの蔟がいくつか置いてある以外なんにもないし、管理人のおじさんが一人いるものの何か説明してくれるわけでもなく、この季節は特に見るものもないようです。
シーズン中は、次のようなことをしているようです。
＜公式ホームページから引用＞
「かいこの家」
蚕に関する展示を行っています（入館無料）蚕は4月中旬頃～9月頃まで卵から成虫までのサイクルを繰り返して例年3サイクルの展示を行っています。
そのほかにヤママユガ（天蚕）の生態展示も4月中旬頃から7月に行っています。前年に採取した卵を孵化させ、園内に生えているアベマキやコナラの葉を与え飼養します。こちらは孵化から産卵まで約3ヵ月程度になります。
2022年からはSILK85という会社（？）が管理とカイコの飼育を請け負っているようです。
ふと上を見上げたら土間の頭の上、高い所の梁に繭がいくつかくっついていました。昨年育てていたカイコが勝手に這い上がってそこで繭作ってしまったのかなーと、写真だけ撮ってきました（めいっぱいズームしたのでピンボケ）。
（大澤）