●道の駅「広瀬・富田城」広瀬絣センター／島根県安来市広瀬町町帳775-1
道の駅の一画に広瀬絣の資料館が作られていて、実演もするスペースもありました。
広瀬絣は綿織物ですが、島根県安来市広瀬町で製造されている絣です。
倉吉絣、弓浜絣とともに山陰の三絵絣の一つとされる。
広瀬絣の始まりは、文政7年、町医者の妻女である長岡貞子が米子町（弓浜絣）から染色の技術を学んで広瀬に持ち帰り、町内の女性たちに伝えたことによるそうです。
大柄の絵文様を得意とし、複雑で精密な絵文様を正藍１色に濃淡を交えて、図柄がくっきりと浮かび上がる様に織るのが特徴。
（佐々木）