●京都府立丹後郷土資料館／宮津市字国分小字天王山
『蚕業遺産×ミュージアム ー蚕都がつむいだ文化財の新たな価値と可能性ー』展
令和元年11月30日（土）から令和2年1月19日（日）まで
とても充実した展覧会になっていて、関西でこれ程充実した蚕に関する物品や資料の展示が揃うには、企画されました学芸員の青江さんがこの展覧会の為に相当な準備を重ねて来られたのがうかがいしれます✨
展示は丹後・丹波・但馬の三丹地方の養蚕業の歴史から始まり、蚕糸用具や養蚕農家の暮らしと神仏への信仰など、数多くの展示がありました💕
資料館の隣には宮津藩の大庄屋だった永島家が移築されたくさんの養蚕農具が展示されている、屋敷の内部を観察すると、使われて材の重厚さはさすが大庄屋という風格です。
かつて「蚕都」と呼ばれた丹後ちりめんの里にはまだまだ数多くの蚕に関係する習俗や信仰が残り、息づいている事を感じれる展覧会でありました✨
図録も充実していて素晴らしいです！120ページのフルカラーで1000円と格安！